製造管理
Manufacturing Control
製品情報、受注情報、取引先情報など、受注したオーダーに関する基礎データの登録を行います。
新たな引き合いを頂く際に、製品の画像データを取り込むことで、AIがオーダーに登録されている画像情報を分析し、類似順に過去の受注オーダーを一覧表示します。過去の作成見積もりや製造実績を素早く確認できるため、概算工数や見積もりの参考に役立ちます。※V16.2より搭載
オーダーに対する計画、進捗、原価の管理のために、加工部品に対する工程設計(加工手順・予測時間の登録)および、購入品情報の登録を行います。登録時の手間やばらつきを抑えるための支援機能も備えており、CADデータ連携により高精度な加工時間を登録することも可能です。
構成部品(左)/工程設計(右)
弊社のEXCESS-HYBRIDⅡ上から部品情報を元に構成部品の生成、図面を見ながらの工程設計が可能です。図面上で工程を組んでいく為 MCやWCの加工時間を算出可能でより正確な予測時間が立案できます。 また、組んだ工程情報を図面に貼り付けたり、加工実績のフィードバックも可能です。
MC/WC加工時間算出
実績工程のフィードバック
大日程計画表は、マウス操作で簡単に作成や編集ができ、各オーダーにコメントやアイコンを追記し、トライや焼き入れ、外注、購入品の受け取り日程などを記載して情報を共有できます。ホワイトボードのような感覚で利用可能です。
オーダーを登録する際に、購入品や加工部品の在庫を事前に引き当てることで、必要な材料や購入品を確保することができます。在庫状況はステータスとして表示され、購買管理と連携して必要な材料や部品の「発注」、「入出庫」、「棚卸」処理を効率的に行うことができます。
オーダー登録後、在庫管理と連携した材料や購入部品などの購買要求と外注品の発注要求をリアルタイムで受け取り、効率的に発注を行うことができます。 発注後、入荷予定日時の登録を行うことで、スケジューラに反映され、納期管理が可能となります。納期が近づいたり期日が過ぎても未入荷の場合は、色で注意を促します。また、購入先や外注先に対する月単位の買掛や支払いの一元管理も行えます。
買掛金管理(右下図)
加工部品を外注する場合や焼き・表面処理などの外注工程がある場合、自動的に購入品情報が付加され、発注や入出庫の管理情報と連動することでスケジュール管理が可能になります。
オーダー毎のフェーズ管理(出荷、検収、請求、入金状況など)を行います。進捗状況を色で識別することで視認性を高め、業務の抜け漏れを防ぎます。
請求書の発行処理や入金のチェックなど、検収後の事務手続きや取引先の状況把握を効率化します。さらに、自社の締め基準に基づいた取引先別の売掛情報(売上/入金/売掛金)を確認することができます。
売掛金管理
オーダー毎の受注金額、実績原価、粗利、進捗率の確認を行います。仕掛段階からリアルタイムに状況を把握することで、早期の納期対策や計画の見直しに効果を発揮します。
部品加工実績(進捗)
加工された部品の予定工数と実績工数を表示します。計画と実際の差異を数値で確認することで、より現実的な計画情報の作成や加工手法の改善に役立てることができます。
仕掛工程・滞留状況
仕掛り中の部品一覧から、現場のボトルネックを早期に検出することが可能です。仕掛工程の内訳により、滞留が多い工程や滞留期間(時間)を可視化します。
DNCやパトライトなどのさまざまなIoT機器を使用して、工作機械の稼働情報を収集し、行灯やガントチャートで確認することができます。現場に大画面モニタなどを配置することで、リアルタイムでのモニタリングが可能です。
スマートデバイス対応の現場端末ソフトにより簡単な操作で実績の登録や確認ができます。機械や人の稼働状況の確認や受注オーダーの進捗状況、実績から部品の所在などが把握できます。実績情報はグループ内のメンバーの一覧表示が可能であり、未登録の実績や登録内容の確認も行えます。さらに、現場で使用される図面や製作指示書には2次元バーコードが自動的に付加され、端末のカメラで読み取ることで関連するページが表示されます。これにより、加工工程の実績登録や進捗状況の把握が容易になります。不良品が発生した場合は、同じ端末から状況を写真に撮り、添付情報として登録することで、画像による確実な記録と情報共有が可能です。
実績確認一覧
実績登録時には、登録された不良情報を確認および編集することが可能です。不良情報は不良区分、工程、設備、および作業者ごとに集計・グラフ化されます。また、登録された画像も閲覧することができますので、過去に発生した不良の振り返りや傾向の把握が容易になります。これにより、同様の不良発生を未然に防ぐための取り組みが効果的に行えます。
各オーダーの納期・設備・作業者の負荷を考慮した工程の自動割り付けを行います。多数のバリエーションから割り付け方法を選択可能で、加工機の特性や稼働率、ワークサイズ、作業者の熟練度、優先度などが考慮されます。
ガントチャート
オーダー・設備・部品・担当者単位、工程ごとの進捗状況が容易に確認できることで、より円滑な進行が可能です。パート図
製作の流れに沿った、部品間の関連付けを行います。納期ブラウザ
全オーダーに対する工程レベルでの納期進捗を「見える化」します。対象作業を設備と作業日を指定し、優先的に割り付けを行うことで実際の運用に沿った計画が立てられます。また、週間予定表として帳票の自動作成も可能です。
作業者の早出・残業・休日出勤をシミュレーションしながら納期対策が行えます。機械の休止や作業者の休暇も考慮可能です。
スケジュール結果をもとに、グループ・設備・作業者の負荷状況が把握できます。また、負荷平準化対策に役立てることができます。
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