CGSってどんな会社?
C&Gシステムズは、製造業を支える金型の設計・製造に特化したCAD/CAMシステムの開発・販売・サポートを行っています。私たちの技術は、自動車、家電、医療機器など、さまざまな工業製品の生産に欠かせないものです。

金型とは?
金型とは、製品を大量に生産するための型であり、金属や樹脂などを使って部品を形成します。製品の品質は金型の精度に大きく依存しており、「金型は製品の産みの親」とも言われます。私たちの技術は、この金型の設計・製造を効率的に行うためのものです。

CAD/CAMとは?
CAD (Computer Aided Design)
コンピュータ支援設計

CADは製品の設計をコンピュータ上で行うツールです。特に金型設計用のCADは、製品設計データを基に金型特有の構造を計算し、精密な設計を支援します。
CAM (Computer Aided Manufacturing)
コンピュータ支援製造

CAMは、CADで設計されたデータを基に、金属を削るための工具経路データを生成します。高精度で効率的な加工を実現するためには、このCAMの性能が重要です。
私たちの使命
日本が世界に誇る「モノづくり」を支えること。それが私たちの使命です。金型は製品の精度と品質を左右する重要な役割を果たしています。私たちは、最高の技術で高精度な金型設計・製造をサポートし、製造業の未来を創り続けています。

こんなところにCGS
自動車、携帯電話、医療機器など、私たちの暮らしを豊かにしてくれる様々な「製品」。
これら製品を大量生産するためには、「金型」が必要となります。
私たちC&Gシステムズは、金型の設計、加工を支援する「CAD/CAMシステム」を提供しています。C&GシステムズのCAD/CAMシステムは以下のような場面で使用されています。
自動車部品の例
アクスル(車軸)ケース

駆動力を車輪に伝達する役目を持っている車軸においてディファレンシャルギアを収めるケースを指します。
ブレーキパーツ

自動車のブレーキで使用されるパーツです。
デフキャリア

「デフ」とはディファレンシャルギアのこと。左右駆動輪間の回転差を吸収するための歯車。アクスルケースとともにデフを収めます。
オルタネータ

オルタネータとは、エンジンから伝達される運動エネルギーを電気エネルギーに変換させる装置です。
実際に加工しているところを見てみよう!
※サンプル名をクリックすると切削加工シーンをご覧いただくことができます。



その他の事例
ゴルフクラブ

マウス

携帯電話

PETボトルのふた

CGSの強み
2次元から3次元、設計から加工まで対応

当社のCAD/CAMは、設計~加工の工程において2次元~3次元データで金型製造全域に対応し、金型企業様の作業効率改善をご支援しております。
2次元CAD/CAMには、金型メーカーが慣れ親しんでいる図面設計感覚で描画できるというメリットがあり、また3次元CAD/CAMには、可視性に優れ、複雑な曲面の設計、CAE等、関連システムへのデータデータ展開が可能というメリットがあります。
一方、主力製品のポジションとしましても、2次元・3次元のハイブリッド金型設計を実現する「EXCESS-HYBRID」、5軸加工にも対応する3DCAMの「CAM-TOOL」、そして製品設計から金型設計、加工まで、データ変換をすることなく、一貫してソリッドデータを活用する「CGシリーズ」と、お客様の目的に応じたご提案を行っております。
金型領域に幅広く対応
経済産業省「機械統計」の分類では、国内金型生産は「プレス型」「鍛造型」「鋳造型」「ダイキャスト型」「プラスチック型」「ガラス型」「ゴム型」「粉末冶金型」の6つに分類されておりますが、当社では主に「プレス型」「プラスチック型」」「ダイキャスト型」に対応しております。
この3分類で、全金型の90%を超えることになりますので、非常に幅広く対応していると言えます。
このほか、部品加工や、試作加工にも対応しております。
微細加工から大物加工まで対応
ミクロン単位で髪の毛以下のような微細加工から、車のバンパーのような大物加工まで 多軸制御にも適応した付加価値の高い金型製作にも対応しております
圧倒的なシェア数を誇るユーザ数
当社のCAD/CAMシステムは、国内で6,000事業所、海外を含めると7,000を超える事業所に導入されております。 新システムリリース時には、既存ユーザに対し買い替え需要を喚起させることで販売を進めることが可能です。 一方、システム販売と並行して保守サポート契約に加入、契約を継続していただくことにより安定した収益を確保することができます。
これに、新規のユーザー開拓を並行して推進することで、増収につなげてまいります。
拡大する市場

当社グループのCAD/CAM販売の海外子会社は、タイとカナダに拠点あり、また海外サポート拠点として、インドネシアおよびベトナムにテクニカルセンターを設置しております。
当社では現在水平展開の適応能力を持った日系金型メーカーに国内・海外で同様の製品・サービスを提供することと並行して、近年増加している現地ローカル企業の開拓を進めております。
まずはタイ子会社をASEAN圏の販売サポート中核拠点と位置づけ、新規のローカル販売代理店の開拓を進めていきます。すでにASEAN圏では複数社の代理店開拓を行っておりますが、ASEAN以外では今後はインドへの展開も視野に入れています。
このような地域完結型の販売、サポート、カスタマイズの体制を推進することで、さらなる海外展開を図ってまいります。