
リーダーの視点で
製品力の向上に注力
私の仕事内容
自社製品であるEXCESS-HYBRIDⅡの開発に携わっています。所属グループでは主として3D関連の機能全般を担当しています。年に一回新規機能を搭載してバージョンアップ行っており、それに向けた開発業務がメインとなっています。そのため、一般的な開発の流れ、要求定義、設計、実装、テスト、保守があると思いますが、これら機能に関してほぼすべてをグループで担っています。
また、リーダーとしてグループメンバーのサポートや、開発業務を効率的に行えるような仕組み作り、開発技能向上に向けた取り組みなど、他グループ・部署と連携協力しつつ行っています。

キャリアステップ
2009年
新卒入社。学生活用推進室へ配属。
2010年
CAD開発部へ異動。CG関連商品の開発に従事。
2013年
CG GrからEXCESS Grへ異動。EXCESSHYBRID2の開発に従事。
2016年
サブリーダーに昇格。
2021年
リーダーに昇格、現在に至る。
とある一日のスケジュール
9:00
朝会
チーム内で前日の作業内容と本日の予定を共有します。また、問題や懸念点があれば報告し合います。
9:10
打ち合わせ
朝会で報告された問題や懸念について、必要に応じてチームで対策を話し合います。
9:30
メールチェック・スケジュール確認
ユーザーからのフィードバックや新機能に関する問い合わせを確認し、当日の作業の優先順位を決めます。
10:00
バグフィックス・メンテナンス作業
既存機能に関するメンテナンスを行い、既知の不具合を修正します。ユーザーが発見した問題点の調査も行います。
12:00
ランチ
リフレッシュスペースでお弁当を食べながら、リラックスします。
13:00
進捗報告
上長へグループメンバーの作業進捗状況の報告を行います。
13:30
機能実装作業
グループメンバーのサポートを行いつつ、自担当分の次版向けの新規機能の実装作業を進めます。例えば、ユーザーインターフェースの改良や、CADデータ処理アルゴリズムの最適化などを手掛けます。
19:00
終業
実装を切りの良いところまで進め、帰宅します。
CGSに入社を決めた理由
学生時にCGS(正確には旧CE)で開発のアルバイトをしており、それを通して入社を決めています。プログラムを大学での研究に使用しており、プログラミングを行うことが好きだったので軽い気持ちで応募して働き始めていました。
開発のアルバイトを通して、開発業務が楽しく自体自身に向いていると思いそのままの流れで入社を希望しました。魅力的な先輩社員が多かった、メーカーであるという点から自身のスキルを身につけられる機会が多いだろう、という点も後押ししていたと思います。
仕事の面白さとやりがい
担当する製品の機能開発を一貫して行えるのは、やはり、やりがいがある点だと思います。
開発する機能にはユーザ様からの要望がベースにあるものの、グループ内外で意見を戦わせ、反映しながらシステムとして構築していくのは、苦しいながらも楽しい点です。
そうしてリリースされた製品が使用され良い(悪いも?)反応があるとうれしいもので、次の開発への糧になっています。

苦労話、失敗談
グループリーダーとして昇格し、いち開発者としての立場から、グループの運営も担うことになりました。当初は開発者の延長で考えていたためグループ全体のケアが行えず、開発UP(機能を社内で試用するため社内リリースする)の間近になる段階で、開発計画から大幅に遅延していることに気付きました。そのときは計画の見直しを行うことに承認を得られましたが、他部署への影響も少なくありませんでした。
このときに、自身が以前より責任のある立場になったことを改めて自覚し、今までと同じような開発業務はできないと思いました。現在は、開発業務そのものは可能な限りメンバーに渡し、効率よく業務を行ってもらう仕組みを作りを意識して取り組んでいます。
将来の目標
将来の目標ではないかもしれませんが、製品の魅力向上は継続して行っていきたいと考えています。また、要望からではなく、製品が抱えている課題や問題を開発者からの視点をもって解決して、製品へと反映していきたいと考えています。
そのためにも、リーダーとしてするべきことを実直にやっていきたいと思っています。上記の苦労話にも通じますが、当面は先に挙げた開発効率の向上と、自身含むメンバーの開発力の底上げを行なっていき、製品の品質や新規機能の拡充につなげていきたいです。

これから入社する方へのメッセージ
私自身はアルバイトをきっかけとした入社です。なので、あまり参考にはならないと思いますが、振り返ると就職活動はもっと多くの企業を訪ねていればよかったなと思っています。
特定の業種に絞るのもいいと思いますが、その業種・業界から広げていき多くの企業を訪ねることをお勧めしたいです。
この時期でしか、さまざまな企業を訪れる機会はそうそうありませんし、自分の視野を広げ本当に自分に合った企業を探す機会にもなります。
また、より多くの企業を知ることで働き出してから役に立つことも多くあります。
これからの人生の大きな岐路だと思うので、よく考えよく悩んでできる限りのことはしてほしいと思います。
オフタイム
ここ数年はオフタイム=子供の時間です。そのため、まとまった自分の時間があまり確保ができていません。が、今だけだよ!と諸先輩方に言われたのを思い出しながら、遊びにでかけたり、おもちゃにされたりして、子供と一緒に楽しんでいます。なにはともあれ、子供の笑顔は最高の癒しです。
