加工モード(Craft MILL)
高品質なパス生成と、細部加工の自動化
等高線荒取り
等高線荒取りは加工形状に対して工具が高さ一定で周回し、加工する高さを順次下げていきます。 下がっていく高さの間隔は、垂直ピッチ高さを指定とした場合には一定の高さで、残し山高さ指定をした場合には形状のない部分は等間隔、形状部分は不等ピッチで下がっていきます。 但し、平坦部取り残し指定を行った場合には、等高線ピッチを高さとしても平坦部加工の高さは等ピッチとはならず、不等ピッチとなります。
低負荷荒取り
等高線荒取りを基に、加工効率を考慮したカッターパスを作成します。 工具負荷が増大する部分に負荷軽減パスを挿入します。また、コーナー部に指定した半径値の接円弧を挿入することで切削送り速度の低下を少なくします。
等高線仕上げ
等高線仕上げは加工形状に対して工具が高さ一定で周回し、加工高さを順次下げていきます。 等高線だけでモデル形状を加工した場合、緩い傾斜の面が階段状になる事があります。このような形状の場合、段差が残る場所を自動的に検出し加工するカッターパスを生成する「等高線オフセットパス」機能があります
走査線仕上げ
加工方向から見た平面方向に対して、X方向またはY方向にモデル形状を倣うようにして加工するカッターパスを生成します。
平坦部周回
周回走行によって荒取りで加工したワークを最終加工形状(仕上げ代ゼロ)に加工します。 角度指定により、主に緩斜面を加工する事を目的としています。
ペンシル加工
指定した工具が入らない隅部の稜線を自動検出して、その稜線に沿って加工します。 Z軸方向に複数回で追い込む事もできます。
エッジ加工
フラット工具を利用して、キワだしを行います。キワ部を自動検出して、フラットな平ら面に対してカッターパスを作成します。
取り残し加工
前工程で使用した工具が入らない隅部を自動検出して、その部分を指定ピッチで加工します。 角度指定により、稜線に沿った加工、あるいは稜線に対して直交する加工になります。
カーブ切削
多重の加工済み領域を定義する事で、二次加工のパスを無駄なく作成できます。また、加工済み領域を認識したプレート立体化も可能で、MCシミュレーションや確認作業で利用する事ができます。
CL 編集(Craft MILL)
加工効率の為の高度なパス編集
Craft MILLで生成したCLデータを基に、パス経路確認や情報表示は勿論、選択したパスの部分削除やコピー等の編集など、お客様のノウハウを活かした高度な編集が可能です。多数個取りや左右対称形の加工などを行う場合の編集にも最適です。
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