PROCESSING TECHNOLOGY CENTER 加工技術センターのご紹介
当社は、2008年2月、日本を代表するモノづくりの集積地である東京都大田区に、”加工技術センター”を開設しました。当センターでは、新たに機能開発したCAMのNCデータを、実機で切削評価したり、ベンチマークテストのための切削加工やCAD/CAM利用技術を追求しています。センター内には、豊富な経験と知識をもったスタッフが常駐し、日々高度化する切削技術にトライしています。これらの加工技術を通じて、新製品や新機能の品質を保証し、お客様に弊社製品を安心してご利用いただくための重要な役割を加工技術センターは担っています。
お客様からの多くのご要望を組み込んだソフトウェア開発の成果を実切削で検証し、その結果を開発部門にしっかりフィードバックすることで、日々進化する最新ソフトウェアの品質向上に努めています。

切削風景



センターでは、高速切削や5軸加工が可能な2台のマシニングセンターを保有しています。
切削工具



切削に使う工具は、最大で直径12mm、最小工具は、直径0.1mm(写真右)になります。
切削サンプル



左から、「極細ピン削りだしのトライ品」、「スムージング機能の評価サンプル」「同時5軸加工の評価サンプル」です。
検証用設備



検証の設備として、実体顕微鏡(写真左)や単眼鏡、切削痕や切削面評価に必要な各種ツールも備えています。
技術スタッフ研修



もう一つの側面として、工具や被削材、実切削に関する社内講習を行うなど、各拠点技術スタッフの知識向上も担っています。