新製品 toolsMX 発売のお知らせ GP ロゴ
2005年7月22日
株式会社グラフィックプロダクツ
コーポレート・コミュニケーション室 原 雄司
TEL 03-5793-5001,FAX 03-5793-5003

Press Release


5軸制御マシニングセンタ向け金型用CAMの新製品
9月12日(月)より販売開始


金型用CAMシステム開発・販売の株式会社グラフィックプロダクツ(東京都渋谷区 JASDAQ6886)は、“ワンチャック・ホール加工”を高精度・高効率で行うことを目的とした、金型用CAMシステム「tools MX(ツールズ エムエックス)」を発売いたします。
 「tools MX」は、当社の主な顧客である金型メーカーが、5軸制御マシニングセンタを効果的に活用することで納期短縮およびコストダウンを実現することができるCAMシステムとして開発した新製品です。
tools Solutions 新製品 tools MX 発表会のお知らせ


■新製品の販売開始日

本製品は平成17年9月12日より発売する予定です。

■新製品発表プライベートショウ

9月上旬から、東京・名古屋・大阪にてtools MXの製品紹介を中心としたプライベートショウを予定しております。
また、当日は、tools MXの製品紹介および事例紹介のほか、工作機械分野で著名な研究者である 垣野 京大名誉教授(※MTI客員主任研究員)による「5軸加工の有用性」についての講演を予定しております。

 

※MTI(加工技術研究所)は、当社の100%子会社です。機械切削加工の分野に求められる知能化・微細加工・超精密加工という先端技術の研究開発に取り組んでおり、得られた成果をコア・エンジンの提供という形で 当社および当社グループ会社のCAD/CAM システムの開発への貢献を行っております。今回発表した「tools MX」もMTIの研究成果により開発した製品です。


【参考資料】
■ 新製品開発の背景
 近年、海外は勿論、国内の工作機械メーカーからも5軸制御マシニングセンタ(以下5軸加工機と呼ぶ)の新機種が市場投入されております。最近の5軸加工機使用分野は、従来の「航空機部品の加工」の分野などから複雑形状部品の「多方向から位置決め加工」(ワンチャック・ホール加工)の利用などに大きく広がってきております。
 一方、金型メーカーでは、現在も3軸加工が主流と言えます。当社では、金型市場から高い評価を得ている高精度・高効率3軸加工を提供することにより、高品位な金型切削加工を支援してきました。しかし、多方向から加工が必要な場合など、3軸加工では補えないケースについては、ワーク(材料)を置きなおすという段取りが発生するため効率化や加工精度維持の妨げになっていました。



図)3軸加工における多方向からの従来の加工段取りのイメージ

 



図)5軸加工機を用いた「ワンチャック・ホール加工」のイメージ

 

当社が金型メーカーに提案する5軸加工は“ワンチャック・ホール加工”であると考えております。ワンチャック・ホール加工は、ワークを自動的に傾けて位置決めをする加工方法です。安定した技術である従来の同時3軸制御による切削加工法と付加2軸による位置決めを組み合わせた5軸制御を利用することで、金型切削加工の効率化を実現することができます。
 当社では、この5軸加工を高精度・高効率で行える金型用CAD/CAMソフトとして「tools MX」を開発いたしました。

写真)5軸加工機による加工と加工サンプル

新製品の内容および特徴

 tools MXはモデラ上で位置決め方向を指定し、金型市場から高い評価を得ている当社の高精度・高効率3軸加工モードを利用することで、豊富な加工プログラムを作成することができます。更に、作成した加工プログラムは、前回工程までの、異なる方向からの切削加工済みの形状を認識した最適化機能により効率的に安全な加工が行えます。さらに、tools MXでの制御により、テーブルへの一回のワークセットで多方向からの加工が可能となります。



図)tools MX 画面イメージ

●位置決め方向

モデラ上で任意に面を定義することで面に垂直なZ軸方向や、X,Y,Z軸を任意に傾け目視による方向確認で、ワークと制御軸の相対関係を任意に決定することが可能です。
さらに、決定したワークのセット位置に対してアンダカットになる箇所を判別表示することが可能となり、切削工程計画を決定する判断材料として利用することもできます。

●多方向からの最適化

エアカットの削除
自動クリアランス量の調整
干渉チェック(工具、ホルダ形状とワーク)
最適な突き出し量の算出
また、加工結果表示機能により、多方向からの加工した結果を、画面上ですばやく確認表示することができます。

●ポスト

ポストプロセッサにモデラ上の原点、ワークの取り付け位置(加工原点とZ軸方向)を入力することで付加2軸の旋回角度を算出しNCデータを作成します。このことから加工プログラムの作成はワークの取り付け位置に左右されることなく行うことが可能です。
また、複数の加工プログラムを単一化するATCにも対応しています。

以上

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