GP-LETTER
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2007年1月臨時増刊号 No.101

ラジアスエンドミル加工事例

今月は高硬度鋼の加工事例です。
toolsV3バージョン3.2による ラジアスエンドミルの効果的利用方法をご紹介します。

 
精密金型
≪加工概要≫
使用工作機械 主軸回転数 40,000min-1
    最大切削送り速度 20,000mm/min
ワーク材質 DAC(50HRC相当)
ワーク寸法 180x70x50(mm)
使用工具 オーエスジー株式会社殿
ブレーキパーツ金型の加工事例

金型加工時間を短縮するために、形状に合わせた工具を選択することも有効な手段です。今回の事例では、平坦面の多いブレーキパーツの形状特徴に合わせてラジアスエンドミルを主体に加工を行いました。(フラットエンドミルやボールエンドミルによる切削もあります。)
工具の持つ性能をうまく引き出すためにはCAMの適用方法は重要な要因です。一般的にラジアスエンドミルはZ軸方向への切り込みに弱く、仕上げ加工時にはカッターの側面と底面を同時にワークに当てるとびびりが生じることがあります。本書ではtoolsバージョン3.2を利用して、工具に適した加工モードの使い方や、形状の追い込み方などをご紹介しております。
ラジアスエンドミルによる加工の特徴
■大荒取り/φ10R0.5

キャビティの切削において、各Z値における工具の切り込み回数を1回に抑えることで、工具負荷を低減、ラジアス工具に優しい加工を実現しました。


■側面・底面加工/φ4R0.5

底面は短時間での平面加工を実現するため、形状の輪郭に沿った無駄の無いパス経路を実現しています。また、側面もラジアス工具を利用して仕上げ加工を行いました。


■フィレット加工/φ4R0.5

最も深い底面と側面との間に存在する凹フィレットは、工具径に対する突き出し長さ(L/D)が約28となり、ボールエンドミルでの加工には無理があります。このような場合には工具Rで形状を創成する方法が有効です。詳しい加工方法を解説しています。
 
ラジアスエンドミル金型加工事例発刊のご案内

ラジアスエンドミル加工事例を発刊しました。テキストの他、モデルファイル、演算工程表、CLデータ、切削シーンのムービーファイルをご提供しています。

参考書
切削シーン
GP Customer Direct 更新情報
 

テクニカルサポートサイト「GP Customer Direct」は 1/24に更新しました。
http://www.graphicproducts.co.jp/support


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(PDFファイル 84KB)

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