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2006年7月号 No.94

インシュレーター加工事例

今月は高硬度焼入れ鋼の加工事例をご紹介します。

  精密金型
≪加工概要≫
使用工作機械 主軸回転数 40,000min-1
    最大切削送り速度 20,000mm/min
ワーク材質 HPM31(60HRC相当)
ワーク寸法 100x100x30(mm)
使用工具 日進工具株式会社殿
インシュレーター加工事例

60HRCの硬度を持つワークを超硬工具で加工すると、切削長さに応じて工具磨耗の進行は著しく、仕上がり面の寸法精度や面精度は低下していきます。
そのため、精度を保つために工具寿命に応じて工具交換を行うのが一般的です。
しかし、高精度かつ長寿命であるCBN工具を使用すると、工具交換による工具長補正誤差の発生を抑え、工具の個体差による仕上がりムラを抑えられるなどの効果が期待できます。

今回はこのような特徴を持つCBN工具を利用した高硬度鋼の加工事例です。
CBN工具による実加工を行う上で注意すべき仕上げ代や、最小Rに合わせた1本の工具による中仕上げ〜仕上げ工程の数々、0.001mmの仕上げ精度を実現するための加工パラメータなどを紹介しています。

主な加工工程の切削条件
■大荒取り/3R BALL

加工モード 等高線荒取り加工
切削ピッチ XY=1.5mm / Z=0.25mm
仕上げ代 0.05mm
回転数 12,000r.p.m
送り

1,200mm/min




■中荒取り/R0.6 BALL

加工モード 等高線荒取り加工
切削ピッチ XY=0.3mm / Z=0.04mm
仕上げ代 0.02mm
回転数 30,000r.p.m
送り 1,200mm/min



■仕上げ/0.5R BALL

加工モード 等高線仕上げ加工
切削ピッチ 0.005mm
仕上げ代 0
回転数 30,000r.p.m
送り 1,440mm/min

 

溝形状外観
 
インシュレーター加工事例発刊のご案内

インシュレータ加工事例を発刊しました。
テキストの他、モデルファイル、演算工程表、CLデータ、切削シーンのムービーファイルをご提供します。

 

参考書
切削シーン
GPCDサイトを7/26に更新いたしました
http://www.graphicproducts.co.jp/support/

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(PDFファイル 93KB)

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