GP-LETTER
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2005年11月号 No.85
株式会社 富士精工様 tools VIS-À-VIS 導入事例

今月は、 株式会社富士精工様における tools VIS-À-VIS 導入事例をご紹介します。
株式会社富士精工様のご紹介
群馬県太田市に所在し家電から自動車部品まで様々な分野の金型を手がけておられます。ウェルドレス金型をはじめ独創技術で業界をリードし2003年には新工場を建設・移転されました。設備の豊富さもさることながら、社屋のたたずまいや行き届いた社内の内装には従来の金型工場とは一線を画している感があります。
 

株式会社富士精工
株式会社 富士精工   群馬県太田市薮塚町2991-1   代表取締役 横山 勝助 氏
   
tools VIS-À-VIS の運用方法
技術第4課の今泉課長と5人の女性オペレーターである森田友美さん、斉藤まりえさん、長島彩子さん、二宮直子さん、板垣淳子さんにtoolsVIS-タ-VIS の実際の運用方法についてお話を伺いました。
株式会社富士精工
GP: まず今泉課長にお伺いします。技術4課は電極作成を主な業務とされているとの事ですが、製品モデルから電極モデルを抜き出す作業はどのようにされていますか?
今泉課長: 製品モデルから金型モデルへの展開と電極部位を抜き出す作業までは設計部署が行います。私達の部署には電極用モデルデータが供給されてきます。モデリング作業は殆ど行いません。
   
GP: モデルを受け取った後はどのように処理するのですか?
今泉課長: ひとつの製品モデルから複数の電極が発生するので、各担当者にモデルを割り振ります。それから先は担当者が tools VIS-À-VIS を操作して加工データを作成します。
   
GP: 各々の担当の方が電極用の荒取り〜仕上げ、部分加工等の加工データを作成されてい るそうですが、皆さんどの位の期間この業務に携わっていらっしゃるのでしょう?
今泉課長: 全員2〜3年前に入社した社員がほとんどです。入社間もなくこの部署に配属され、tools tools VIS-À-VISのオペレーションを習得しました。
   
GP: 金型や加工については未経験の方が tools VIS-À-VIS を使用して加工データを作成するまでどの位の期間を要しましたか?
今泉課長: 大体1週間位、育成担当者がついてOJTで教えました。 tools VIS-À-VIS の初期導入時に、加工やCAMの経験が長い、当時の担当者が電極用の加工DBを構築しておりましたので、操作習得にそれ程時間を要する事はありませんでした。
   
GP: わずか一週間とは驚きです。ところで月産の電極数はどの位ですか?
今泉課長: 荒取り用と仕上げ用電極(2〜3個)で、大体1,200〜1,500個位です。放電加工機マキノAWCは3台使用しています。

株式会社富士精工
株式会社富士精工
GP: それだけの生産量ですと残業時間かなり多くなって。。。
今泉課長: いえ。稀に納期の関係で帰宅が遅くなる日もありますが、それ以外は残業で遅くなるという事は殆どありません。こちらが加工機の空きを待つ事はありますが、現場が加工データを待つという事は殆どありませんので。
GP: それではオペレーションをしている担当の皆さんにお伺いします。 tools VIS-À-VIS を実際のどのような流れで運用されているか教えて下さい。
斉藤さん: まず電極用のモデルデータを受け取って、toolsV3 の Modeler モジュールで形状の大きさやそのモデルの特徴等を確認します。次に tools VIS-À-VIS で、加工DBから今回のモデルに適応する加工パターンを選択し、必要に応じて加工条件を変更したり、工程データを追加する等して加工データを作成していきます。
   
GP: 形状によってDBから加工パターンを選択したり、工程の追加が必要等の判断はご自分でされているのですか?
森田さん: はい。tools VIS-À-VIS で作成した加工データの切削結果を自分の目で見て、足りない部分やうまくいかない原因等を考えながら作業してきましたので、今では基本的に自分で判断出来る様になりました。
   
GP: tools VIS-À-VIS を利用していて、良いと思う部分はどこでしょう?
長島さん: バージョン1.1になってから特に感じますが、操作環境が分かり易く、プロファイルの複数ページの管理や、その工程の加工対象形状の確認などがし易くなったので助かります。また、形状パレットを利用する事でtools VIS-À-VIS 内での操作が楽になっています。
   
GP: tools VIS-À-VI を6シートお使いですが、リモート演算機能は使いますか?
二宮さん: よく使います。自分のマシンでの作業が込み入っている時に、空いているマシンへCAM演算を依頼出来るので、作業の効率化にも繋がっています。
   
GP: tools VIS-À-VIS の基幹機能であるDBの管理、運用はどのようにされていますか?
板垣さん 基本的に同じ内容のDBを各クライアントに分配しています。先に述べたように各担当者毎にDBに登録されているパラメータを変更して、加工データを作成する場合もありますが、変更した内容を実績DBには敢えて残さずに、最初のDBの内容を維持するようにして運用しています。
   
GP: どんな形状に対応する際も、予め構築されているDBの内容を基に発想していく事で加工のクオリティを維持されている訳ですね。
お忙しいところありがとうございました。


GPCDサイトを11/30に更新予定です
http://www.graphicproducts.co.jp/support/


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