GP-LETTER
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2005年4月号 No.78
精密金型加工事例


今月は、小径工具による直彫り加工事例をご紹介します。

  精密金型
≪自動車用部品加工概要≫
ワーク寸法 4×3.2×3(mm)
材 質 HPM31(59HRC相当)
データ作成 tools V3
工作機械 主軸回転数 40,000r.p.m
    最大切削送り速度 20,000mm/min
工具提供 ユニオンツール株式会社殿
     
     
     
主な加工工程の切削条件
■大荒取り/0.15R BALL

加工モード 等高線荒取り加工
ピッチ XY=0.1mm / Z=0.01mm
仕上げ代 0.012mm
回転数 30,000r.p.m
送り 480mm/min



■PL仕上げ/0.15R BALL

加工モード 面切削仕上げ加工
切削ピッチ カスプハイト0.001mm
仕上げ代 0
回転数 30,000r.p.m
送り 1,680mm/min



■中荒取り+中仕上げ/0.1R BALL

加工モード 取り残し加工
Z切削ピッチ XY=0.05mm / Z=0.005mm
仕上げ代 0.006mm
回転数 30,000r.p.m
送り 400mm/min



■仕上げ/0.1R BALL

加工モード 等高線+走査線+取り残し加工
切削ピッチ カスプハイト0.001mm
仕上げ代 0
回転数 30,000r.p.m
送り 400mm/min




加工のポイント
近年精密部品の需要増加に伴い、精密金型に注目が集まっています。精密金型には、高精度・高品質、腐食や磨耗に対する耐久性が求められるため、焼入れ鋼の使用が一般的です。従来は高硬度材を加工するためには電極加工が一般的でしたが、最近小径工具の性能が飛躍的に向上したことで、微細形状加工を必要とする精密部品金型にもその適応範囲が拡大しております。今回の切削にあたり、最大で深さ1.25mmの溝部分を加工するため、切削パスは現在開発中の新CAM機能を利用、工具は0.1R BALLを使用しました。L/D=約6Dに相当します。   精密金型
高速加工セミナー「製品データ(IGES)からの高速3次元加工」(ポリテクセンター)
高度ポリテクセンターにおいて、tools V3によるデータ作成と実機による加工を行う高速3次元加工セミナーを開催いたします。本年度は、加工モードに等高複刃加工、エイミングチェック、面切削仕上げ等を取り入れ、焼入れ鋼(STAVAX 52HRC)を実際に加工します。
■お申込みはこちらまで

お申込み先 〒261-0014 千葉市美浜区若葉3-1-2高度ポリテクセンター事業課
TEL:043-296-2582 FAX:043-296-2585
コース番号 13023-1
コース名 「製品データ (IGES)からの高速3次元加工」
日程 2005年5月11日〜13日までの3日間
定員 10名(先着順となります)
受講料 29,500円
アドレス http://www.apc.ehdo.go.jp/
PDF NO.64
FAX紙面
(PDFファイル 26KB)

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