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2003年10月臨時増刊号 No.62
2004年度 TOOLS 開発ロードマップ


今月号は、2004年度の開発ロードマップと TOOLS V3(ブイスリー)の新機能を一部ご紹介します。
2004年度 TOOLS 開発ロードマップ
TOOLS は、2000年のリリース当初より、機能改良・新機能追加を続けて参りました。2004年5月には、TOOLS V3 のリリースを予定しており、さらなる機能拡張を続けるコア製品と位置付けます。すでにご案内している通り、TOOLS への移行キャンペーンは2003年12月末で終了しますので、この機会に是非移行をご検討ください。
 
2004年度 TOOLS 開発ロードマップ
 
TOOLS ロードマップ
TOOLS V3 キーテクノロジー
TOOLS V3 は、「位相情報を利用したモデラ機能の向上」、「加工モードラインアップ拡大」、「取り残し加工機能強化」、「高速工具パス演算への取り組み」といった4つのキーテクノロジーに集約することができます。
TOOLS V3 キーテクノロジー
TOOLS V3 キーテクノロジー
TOOLS V3
TOOLS V3 キーテクノロジー
TOOLS V3 キーテクノロジー
TOOLS V3 加工モード機能概要
■加工方法の拡充
TOOLS V3 では、荒取り加工ニーズの多様化にお答えするため、「ペンシル荒取り加工」、「等高走査線荒取り加工」、「等高複刃加工」といった荒取り加工方法の拡充を図りました。さらに、仕上げ加工モードとして「新連続ドライブ面走行」を追加、荒取りから仕上げまで加工バリエーションの拡充を図っています。
新設加工モードの一部ご紹介
■ペンシル荒取り加工
荒取専用のペンシル加工モードを新設しました。この加工により、荒取りの次工程において稜線部分の工具負荷を低減できる効果があります。工具にはボールエンドミルの他、フラット、ラジアスが利用できます。
ペンシル荒取り加工
 
ペンシル荒取加工
   
■等高走査線荒取り加工
ワーク素材を、等高Z高さで走査線往復荒取り加工をする機能です。往復加工により接続移動が低減する分、加工時間の短縮につながります。また、コア・キャビティの両方の形状を加工可能で、複合形状に対してもシステムが切削エリアを自動判別して切削パスを出力します。
等高走査線-エリア切削
 
等高走査線-エリア切削
   
■等高複刃加工-オプション-
無垢のワーク素材から、等高線オフセット加工により荒取りを行う機能です。複数の工具を利用し、大荒取りでの取り残し部分を、小さな径の工具で除去する工具パスを自動作成します。また、工具はボールエンドミル、ラジアスエンドミル、フラットエンドミルを組み合わせて使うことができます。

取り残し部分は、従来の最適化によるエアカット削除とは別に、前工程の工具軌跡情報より検出する新技術を導入しました。また、立ち稜線部の残りなどのように、Z方向直下の残り領域の加工が可能であれば、そちらを優先的に加工するなど、取り残し部を効率よく加工できます。

工程作成時間の短縮、高速演算、効率のよい加工を実現する、これからの荒取加工機能です。
等高複刃-大荒取り工程
等高複刃-大荒取り工程
 
等高複刃-立ち稜線取り残し
 
等高複刃-立ち稜線取り残し
   
■新連続ドライブ面走行(複合面沿い加工)
従来、面沿い加工を行う場合、面切削仕上げモードの利用が一般的でした。「新連続ドライブ面走行」では、輪郭をガイドカーブとして切削パスの走行方向を定義できるため、任意方向にパスを出力可能です。走行方向は片道だけでなく往復も指定可能で、特に大物金型では、等高線仕上げ加工モードと比較すると、接続移動や早送りを低減することができます。また、面沿いに切削ピッチ量やカスプハイトを定義可能なため、高精度の仕上がり面を実現可能です。
新連続ドライブ-面沿い加工
 
新連続ドライブ-面沿い加工
■その他の開発テーマ
ご紹介した新機能のほかに、2004年度のリリースを目標に、2.5D 加工機能強化、3D 取り残し加工機能強化にも取り組んでおります。
 
   
※TOOLS V3 に関するお問い合わせは各担当営業までお寄せください。
※製品の仕様は予告無く変更される場合があります。ご了承ください。
 
PDF NO. 62
FAX紙面
(PDFファイル 104 KB)
2003.10.30更新

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